ヴィクトール・フランクル 必要な事象が用意される


大きな苦しみが、心の成長に繋がるのです。

 

 

ヴィクトール・フランクルというユダヤ人の精神科医、心理学者について書いてみたいと思います。

 

 

1941年、第二次世界対戦中にナチスの強制収容所に収容されました。

 

 

9ヶ月前に結婚したばかりの妻と両親は、収容中に亡くなりました。

 

 

人はやるべきことに取り組んでいる時、例えば仕事や趣味、家事、育児等意味のある生活をしていると言えます。

 

 

しかし、「このやるべきことが何も無くなった時に生きる意味があるのか?」と、フランクルは煩悶します。

 

 

何もやるべきことが無い、というのはある意味「苦しみ」です。

 

 

会社、家族、もちろん自分のためにも仕事を頑張ってきたお父さんが、「定年後、何をして良いのか分からない」とか、「お父さんが家にいると困る」という話を時々聞きます。

 

 

こういうお父さんが、自分の生きる意味について思考します。

 

 

自分の人生って一体なんなのか?

 

 

生きるって、どういう事なのか?

 

 

ナチス収容所での生活は死と隣り合わせのなかで、強制労働の日々です。

 

 

食事は腐ったものや、果ては人肉が出された事もあったようです。

 

 

チフスが蔓延し、医師であるフランクルは死を賭して看病に当たりました。

 

 

人間は本当の自分とエゴの自分がいて、ほとんどの人は思考妄想のエゴの自分が、損得を計算して主導しております。

 

 

エゴが最も大切にするのが命です。

 

 

収容所では、ナチス親衛隊に逆らうと殺されることもあります。

 

 

収容された人々は、目に止まらない様に、目立たぬように生きるのです。

 

 

生き延びることが最優先です。

 

 

フランクルは己の意志とは無関係の収容所の生活の中で、生きる意味を探し続けます。

 

 

収容所は強制労働の日々です。

 

 

自我のやりたいこととは関係ない、物資運搬等の単純作業を強制されます。

 

 

フランクルは「全ての事象には意味がある」という内容の論文を書いておりましたが、収容所での生活がその理解に役立ったのです。

 

 

根本的に人間のエゴは損得が優先され、本当の自分は直感や意志を生み出す脳回路が起点となります。

 

 

ノーマルな状態では、エゴが主導となります。

 

 

「今ここ」に集中し、身体の感覚を感じることによって、回路が左脳主導から、右脳のフィーリング回路へと移行します。

 

 

フランクルは「生きる意味」を探求し続けることによって、「今ここ」を見つけることが出来たのでしょう。

 

 

「必要な事象が、生きていく中で、自然と表れてくるようになる」とフランクルは言っております。

 

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ポイント

感じることを大切にしていると、直感意志が冴えてきます。

必要な事象が用意されてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 


2 Responses to “ヴィクトール・フランクル 必要な事象が用意される”

  1. 重戸乃梨子 より:

    こんにちはnoukatuNorikoです。

    “自分の人生って一体なんなのか?
    生きるって、どういう事なのか?”

    何時も自問自答している毎日です。

    現在、☕Caféオレンジ☕にくる思春期の発達障害者(男性)を、見守っています。

    先日、彼の自我とエゴの戦いの最中…発作・過呼吸…に立ち合いました。

    発作は呼吸法≪静寂瞑想≫で収まったのですが、そこでの対応は出過ぎた行為だったのです。

    生きるということは、難しゅうございますね!

    • sugi より:

      乃梨子さん、こんにちは。
      ここで大切なのは、自分の心ですね。
      自分が「その人のため」という純粋な意志で
      行動していれば、相手の方の対応や、
      周囲の反応がどうであれ、悩む必要は無いのです。
      でも、迷うのが人間ですよね。
      そうやって「純粋な心」にする脳回路を
      見つけることが大事ですよね。

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