「幸せ」を見つける方法5 ヴィパッサナーでわかったこと
ヴィパッサナーでわかったこと。
中村天風の言う、「心ひとつの置きどころ」の意味が理解できた。
ヴィパッサナーで心と身体の動きを観察していると、瞬間瞬間に認識できる心はひとつである事がわかる。
身体を認識しているとき、同時に思考する事は不可能である。
かつてジャングルで生活していた人間は、生存するために常に危険を探している
これが、心の緊張と身体の収縮を引き起こしている。
そうして、「怒り」ながら、「苦」を背負いこんでいる。
「バランス」を求め、もがいている。
一瞬バランスを得ても、すぐ崩れる。
周囲の事象も人の心も、常に変化していてアンバランスなのである。
これを認めて、同居するのである。
一切皆苦 諸法無我 諸行無常 この真理を知るのである。
心 身体 認識できるのはひとつ。
身体の感覚を認識しているうちは、「今ここ」である。
意志 確認 意志 確認 ・・・の連続で目覚めている。
しかし人間は、休みたいのである。
ふと気がつくと、妄想している。
「いかん、いかん」とまた再開する。
意志 確認 意志 確認・・・。
しかし怠けたいエゴの本能は、また妄想を始める。
妄想は過去の後悔や未来の不安等。
「今ここ」にいない。
ここで、妄想していることを、忌み嫌ってはいけない。
妄想していることをも受け容れる。
同居しながら、妄想を減らしていけば良いのである。
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