坂の上の雲 阿部寛と本木雅弘の秋山兄弟役に共感

本木雅弘の秋山真之は、はまり役であったが、阿部寛の秋山好古役も本木の真之を凌ぐほどにぴったりであった。

好古は住まいに、箸と茶碗があれば事足りたらしいが、無口、不言実行の好古の人柄と阿部の雰囲気がマッチしていた。

そして、「坂の上の雲」はもう一人主役がいて、正岡子規なのだが、これを演じた香川照之も熱演であった(私は昔、ボクサーであったが、ジムで茶色の革ジャンを着た香川さんをお見かけしたことがある)。

私の父は満州のハルビンで生まれたが、元々一族の故郷は愛媛県松山市である。

秋山兄弟の故郷である。

父は、「坂の上の雲」を愛読していて、小学生の私に日本海海戦のT字戦法について熱弁してくれた。

「坂の上の雲」が放送される数年前に、父が読んでいた本を実家から持ってきて一気に読んだ。

本当に面白くて、暇さえあれば本を開いていた。

世界中が、欧米列強の支配下にある中、30年前まで徳川政権のもと鎖国をしていた国家が、明治維新後近代化を一気に進め、大国ロシアを相手に互角以上に戦った戦争の一部始終を司馬遼太郎が見事に描ききっている。

そして、秋山兄弟、児玉源太郎、山本権兵衛、東郷平八郎、明石元二郎、小村寿太郎等々、適材適所に打ってつけの人材が現れる。

また、ロシアの揺れる内政、英国や米国の思惑が日本有利に働く裏事情等々奇跡というにふさわしい歴史的事実である事を知った。

この戦争のひとつのポイントとして旅順攻略があったが、その中で旅順口閉塞作戦という、かなり困難な作戦がとられた。

ここで、先導して危険な役回りを買って出たのが広瀬武夫少佐であった(死後、中佐に昇進)。

旅順の狭い湾口に、船を沈めてロシア太平洋艦隊の動きを止めようというものであるが、結局失敗に終わる。

この戦いで広瀬武夫は戦死する。

 

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