金メダルを投げ捨てたモハメッド・アリ1

「スリラー・イン・マニラ」、「キンシャサの奇跡」。

モハメッド・アリは数々の名勝負を魅せた。

私は49歳だが、私の世代だと「アリ・猪木戦」の異種格闘技戦が引き金となってアリを見ていたファンも多いと思う。

現役選手としてのアリが最後に光ったのは、スピンクスからベルトを奪い返した試合である。

スピンクスとの初戦は、アリがスピンクスのスピードについて行けず完敗であった。

だが、十分にトレーニングを積んでのリベンジ戦で36歳のアリは最後までフットワークが衰えず、判定でベルトを奪い返した。

この頃ボクシングのなんたるかを知らない小学生の私でも、ワクワク楽しんで見ていた。

第1戦のリベンジというストーリーと、アリのキャラクターと、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」というアリのキャッチフレーズそのものの試合運びが分かりやすく、楽しめた要因だったと思う。

アリはドラマのような人生を生きた。

本名はカシアス・クレイである。

後に、イスラム教徒になり、モハメッド・アリと改名する。

少年時代に自転車を盗まれ、警察に届け出をした時に対応した警官にボクシングをすすめられたことにより、アリのボクサー人生が始まった。

その後、アマチュアボクサーとして実績を積み、ローマオリンピックで金メダルを獲得する。

この金メダルを私生活でも首に下げて離さない程陶酔していたが、黒人ということでレストランへの入店を拒否される。

当時のアメリカにおいては、金メダルを持ってしても、人種差別の高い壁を越えることはできなかった。

アリは金メダルを川に投げ捨ててしまう。

 

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